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2009年9月 3日

サザエの食べ方

殻は大型で、殻高、殻径ともに10cm以上になる。殻に棘があるものと無いものがあり、それぞれ有棘型、無棘型と呼ばれるが、棘の発達の度合いは色々あり、成長の途中から棘が出たり、あるいは消失したりする場合もある。棘の発達した外海の個体を水流のない水槽などに移して飼育すると、その後は多くの個体で棘を形成しなくなり、逆に棘の発達しない個体を外海に放流すると棘を形成することが知られている。このため、かつては「波の荒い外海に棲む個体は流されるのを防ぐために棘を形成し、波の荒くない内海ではその必要が無いため棘無しになる」という説があった。しかし、実際には波の荒い地域であってもトゲ無しの個体が確認され、またその逆の場合も存在し、飼育実験でも個体によっては棘の有無と水流とが合致しない例もあることから、棘の有無には環境要因と遺伝的要因の両方が関与しているのではないかと考えられるようになった。

体の表面には黒褐色の細かい線状の斑紋が多くあるため、全体に黒っぽい。頭部には1対の触角があり、その基部近くの外側には眼が、内側には眉毛のような肉質のひさしがある。足は筋肉質でよく発達しており、蹠面(せきめん:足の裏面)は黄土色~橙色。全体が縦の溝で左右2つに分かれていて、これを左右交互に動かしながら前進する。足の後方背面には厚い石灰質の蓋を持つ。本来の蓋は、裏側に見える褐色で緩やかな螺旋状を呈するクチクラ質のもので、その表面に二次的に炭酸カルシウムが沈着しているのである。この石灰質の表面に緩やかな渦巻き状のウネと多数の細かい棘~イボ状突起があるのがサザエの特徴である。サザエ類の蓋の彫刻は種によって異なることが多く、従来より属の分類などにも用いられてきたが、やや人為分類的な嫌いもある。

雌雄異体であるが、殻や軟体の外見からは区別できない。成熟した個体では生殖腺の色が異なり、雌が深緑色、雄がクリーム色となるが、生殖腺は殻の最奥部に位置するため通常は観察できない。現在知られている唯一の直接観察の方法は、内部の生殖腺の色が透けて見える程度に殻頂付近の殻表面を削る方法であるが、観察個体を傷つける可能性もあり、個体数が多い場合は手数がかかるため、養殖施設などでの実用にはあまり向かない。

刺身、あるいは殻ごと焼いた壺焼きで食べる。特に壷焼きは有名で、江戸の遺跡発掘調査でも、アワビやその他の貝類には焼き痕がないものが多いのに対し、サザエでは焼き痕のある殻が圧倒的に多く出土することから、当時のサザエの食べ方としても最も一般的なものであったと推定されている。

缶詰その他の加工品には一見サザエを使用しているような図柄のものがあり、原料表示にも"チリさざえ"(このような標準和名の貝はない)などサザエと紛らわしいものがあるが、これらの多くはチョコレートレイシやアワビモドキ(ロコ貝)などアッキガイ科の貝が原料となっている。原材料の表示で種名が「さざえ」のように平仮名で記されている場合は、実際には別種であることが多く、「カタカナ表記ではない以上、標準和名のそれとは限らない」という生産者側からのサインである。


『ウィキペディア(Wikipedia)』引用

サザエの壺焼きが一番おいしいですね。キモがたまらないです。

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